製作中新作キット”1/24 Navajo"
製作中新作キット”1/24 Navajo"
始めましてSMP24キット制作担当のTAKAです。
今回は現在製作中の新作キット”Navajo”について解説を頼まれたのでブログにおじゃまします。
その前に、うちのキットは、シャシー・足回りやプロポーションモデルに関わらず
エンジンブロックまで”なぜ?そこまでやるの?”と聞かれることがあります。
キット制作の際は、”なぜこんな形になった?”のか中身の検証から始めます。
少しでも当時のエンジニアやデザイナーがその車をその形にしたかを感じてもらえるよう
その車がどの様な経緯で作られたのか等も出来る限り調べて行きます。
スケールモデルの楽しみは、見えるところだけ綺麗に作るのも楽しみ方の一つなら
見えなくなるところを作り込むのもスケールモデルの楽しみ方の一つだと思います。
箱を開けたときに”どう料理しようか?””ボンネット開けちゃう?”
とかワクワクするような素材になればとキット制作しています。
前置きが長くなってしまいましたが、新作の”Navajo(ナヴァホ)”について
ダラダラと解説・キット制作レポートして行きます。
お暇な方はお付き合いを。

まずはこの”Navajo”1976年3月のジュネーブショーで発表された
ベルトーネのコンセプトカーでデザイナーはあのマルチェロガンディーニ!!
ベースになっているのはアルファロメオのTipo33ストラダーレ
(シャシーナンバー750.33.11とまで書いてるところもある)とある、
早速、側面図を描きTipo33ストラダーレの図面と重ねてみる。


すると・・・???・・・ミッションがリアバンパーからはみ出るではないか!
しかもバルクヘッドとエンジンの間が約200mm開いてしまう。

エンジンフード開けている画像を見てもストラダーレよりエンジンが前にあるように見える。
細かい所も違う!そうこれはエンジン-デフ-ミッションの並びではないんじゃないか?
平面図を見ても全幅がストラダーレの1710mmに対し1860mmと違いすぎる・・・
と調べてみると1971~1972年(1971年は公式練習のみでレースには出ていない)
の3Lのスポーツプロトタイプ(グループ5)33TT3が
エンジン-ミッション-デフなのである。全幅も1900mmとこちらの方が辻褄が合う。

そして当時の本の中にこんな一節が
”このナヴァホに利用されたシャシーはアルファ・ロメオT33のもの.
オリジナルのチューブラーフレームを、乗員スペース確保のために、
いくぶん伸ばしている.”
チューブラーフレーム!!
そうご存知の方も多いと思うがストラダーレのフレームは
燃料タンクも兼ねた円筒のアルミ合金チューブをH型に組み合わせた独特のフレームなのである。


1969年からの33/3ではアルミ合金モノコックになる。
そして1971年、鋼管スペースフレーム8気筒最後の33TT3で鋼管スペースフレームになる。
1976年の”Navajo”にシャシーが使われたとしても辻褄が合う。

毎回、資料集めには苦労していますがここまでないのも初めてで、
唯一いつも資料提供して下さるモデラーさんからの当時の書籍からのコピーの山を手掛かりに、
今回の”Navajo ”は33TT3のシャシーをベースに作られたコンセプトカーと仮定した
一部フィクションを交えながら1台の車として1/24で再構築して行きます! ・・・つづく
始めましてSMP24キット制作担当のTAKAです。
今回は現在製作中の新作キット”Navajo”について解説を頼まれたのでブログにおじゃまします。
その前に、うちのキットは、シャシー・足回りやプロポーションモデルに関わらず
エンジンブロックまで”なぜ?そこまでやるの?”と聞かれることがあります。
キット制作の際は、”なぜこんな形になった?”のか中身の検証から始めます。
少しでも当時のエンジニアやデザイナーがその車をその形にしたかを感じてもらえるよう
その車がどの様な経緯で作られたのか等も出来る限り調べて行きます。
スケールモデルの楽しみは、見えるところだけ綺麗に作るのも楽しみ方の一つなら
見えなくなるところを作り込むのもスケールモデルの楽しみ方の一つだと思います。
箱を開けたときに”どう料理しようか?””ボンネット開けちゃう?”
とかワクワクするような素材になればとキット制作しています。
前置きが長くなってしまいましたが、新作の”Navajo(ナヴァホ)”について
ダラダラと解説・キット制作レポートして行きます。
お暇な方はお付き合いを。

まずはこの”Navajo”1976年3月のジュネーブショーで発表された
ベルトーネのコンセプトカーでデザイナーはあのマルチェロガンディーニ!!
ベースになっているのはアルファロメオのTipo33ストラダーレ
(シャシーナンバー750.33.11とまで書いてるところもある)とある、
早速、側面図を描きTipo33ストラダーレの図面と重ねてみる。


すると・・・???・・・ミッションがリアバンパーからはみ出るではないか!
しかもバルクヘッドとエンジンの間が約200mm開いてしまう。

エンジンフード開けている画像を見てもストラダーレよりエンジンが前にあるように見える。
細かい所も違う!そうこれはエンジン-デフ-ミッションの並びではないんじゃないか?
平面図を見ても全幅がストラダーレの1710mmに対し1860mmと違いすぎる・・・
と調べてみると1971~1972年(1971年は公式練習のみでレースには出ていない)
の3Lのスポーツプロトタイプ(グループ5)33TT3が
エンジン-ミッション-デフなのである。全幅も1900mmとこちらの方が辻褄が合う。

そして当時の本の中にこんな一節が
”このナヴァホに利用されたシャシーはアルファ・ロメオT33のもの.
オリジナルのチューブラーフレームを、乗員スペース確保のために、
いくぶん伸ばしている.”
チューブラーフレーム!!
そうご存知の方も多いと思うがストラダーレのフレームは
燃料タンクも兼ねた円筒のアルミ合金チューブをH型に組み合わせた独特のフレームなのである。


1969年からの33/3ではアルミ合金モノコックになる。
そして1971年、鋼管スペースフレーム8気筒最後の33TT3で鋼管スペースフレームになる。
1976年の”Navajo”にシャシーが使われたとしても辻褄が合う。

毎回、資料集めには苦労していますがここまでないのも初めてで、
唯一いつも資料提供して下さるモデラーさんからの当時の書籍からのコピーの山を手掛かりに、
今回の”Navajo ”は33TT3のシャシーをベースに作られたコンセプトカーと仮定した
一部フィクションを交えながら1台の車として1/24で再構築して行きます! ・・・つづく
X1/9のレジンキット製作 その7
X1/9のレジンキット製作 内装編
しばらく体調不良続き更新遅れてましたが、少しずつ更新始めます。
まだ、長く椅子に座れないもので~(^_^;)

ホイルもサフェ入れ後期型ものでこれを選択♪


今回は差し替え式でカンパのホイルも準備してます!
一度埋めて真鍮線の1.5mmでもさします。

内装もトーン変えながら、どんどん塗装していきます!


メーターは3枚のエッチングと塩ビ板切り出した4点を重ね合わせます。

こんな感じで雰囲気て出てきました(^^♪

こちらも合わせていきます。
ダッシュバードのエッチングパーツは、少しクリアランスが足りない所がありますので、作る方は良く仮合わせして入るように、仮合わせしてからお願いしますm(__)m

更に鍵等小物作ります♪


これでハンドル等付けて完成です!

デッタチャップル式ルーフの裏側にもエッチングをGクリアー使って付けていきました。

内装もほぼ完成♪

差し替え式にしてますのでこんな感じにイメチェン出来ます。


ついでに兄弟車並べてしばし鑑賞タイム~次のイメージも楽しみの一つです。

しばらく体調不良続き更新遅れてましたが、少しずつ更新始めます。
まだ、長く椅子に座れないもので~(^_^;)

ホイルもサフェ入れ後期型ものでこれを選択♪


今回は差し替え式でカンパのホイルも準備してます!
一度埋めて真鍮線の1.5mmでもさします。

内装もトーン変えながら、どんどん塗装していきます!


メーターは3枚のエッチングと塩ビ板切り出した4点を重ね合わせます。

こんな感じで雰囲気て出てきました(^^♪

こちらも合わせていきます。
ダッシュバードのエッチングパーツは、少しクリアランスが足りない所がありますので、作る方は良く仮合わせして入るように、仮合わせしてからお願いしますm(__)m

更に鍵等小物作ります♪


これでハンドル等付けて完成です!

デッタチャップル式ルーフの裏側にもエッチングをGクリアー使って付けていきました。

内装もほぼ完成♪

差し替え式にしてますのでこんな感じにイメチェン出来ます。


ついでに兄弟車並べてしばし鑑賞タイム~次のイメージも楽しみの一つです。
